|
昨年は、サブプライムローン証券化問題の全世界的顕在化、それにともなう象徴的なリーマンショック、トヨタショックの激震が走った大変な年でした。今年も、その影響は色濃く残ると思いますが、この状況を米国はどう考えているのでしょうか。 最近のBusiness Weekを読んでいると、アメリカ人は戸惑いを感じながらも、更に新しいことを追い求めていこうという姿勢にあるように思います。苦境はそれとして受入れ、そこから知恵を使って脱出できるだろうと、日本人から見れば、非常に楽観的な(よく言えばポジティブな)考えがあるように思えます。 日本人ならこうはいきません。少しでも大変な状況に直面すると、悲観論が大勢をしめます。これは国民性の違いなのでしょう。 今年初めて届いたBW誌のタイトルは、「シリコンバレーで何がうまくいっていないのか?」です。イノベーションの象徴であるこの地域は元気がありません。ベンチャーキャピタルの投資は冷え込み、新しい企業がでてきません。その中で元気のある企業は、Web2.0企業ですが、ひと頃のすごい革新的技術を持った企業という意味では、それほど革新的ではありません。最近、この地域でもイノベーションが停滞しているのです。 BW誌の記事では、このような状況を脱出するために、もっと基礎的な研究開発に投資し、新しい産業を興すべきとしています。あまりにも短期利益に拘りすぎたための揺れ戻しとして、強力な逆噴射が必要とのこと。 大統領の交代で、この動きは迅速に現実のものになるのではないでしょうか。米国流の考え方は、日本人のそれとかなり違和感のあるものが多いのですが、知恵の戦略的な使い方、と迅速な環境適応能力には、見習うべきものが多いと感じました。 |
| << 前記事(2009/01/05) | トップへ | 後記事(2009/01/30)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2009/01/05) | トップへ | 後記事(2009/01/30)>> |