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ついに98円台になったようです。今年に入ってから、非常な勢いで円高が進んでいますが、この圧力は以前からあり、それがサブプライムというとんでもない金融の悪知恵によってトリガーがかかり、顕在化した感があります。アメリカは既に巨額の双子の赤字を抱え、だましだましドル高をあおっていたのですが、その国策もむなしくなりつつあります。ドルがこれまで独占していた基軸通貨の地位を、他の通貨にお譲っていく歴史的な流れなのだと思います。 思えば、1995年の春に80円割れの超円高になりましたが、ちょうどそのころ米国に出張しており、日本の国力は強くなったものだと、感心したことを思い起こします。たしかに、そのような日本の強さの側面があったように思います。それ故日本の円は強かったのでしょう。 しかし、今回の円高は、日本が強くなったのではなく、ひとえにドルが弱くなったのが原因です。昨今の日本の政治状況を見ていると、円買いの主たる材料が無いまま円高に振れていくことは、いかにドルが弱くなってきたかを物語っています。 |
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