「3年で辞めた若者〜」 読了
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作成日時 : 2008/03/31 15:17
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先週の金曜日に東京に行った際、新幹線の中でこの本を読みました。
現在社会の価値観が、筆者の言う画一性を基礎とした「昭和的価値観」から、多様性を基礎とした「平成的価値観」にシフトしたが故に、若者は「昭和的価値観」の支配する企業を敬遠し、すぐ辞めるという状況が起こっているとの分析です。
たしかに、自分自身の子供たちの話を聞いたり、自分のサラリーマン生活の経験から考えると、「若者=忍耐力のない人種」といったステレオタイプが、既に崩壊しつつある昭和的価値観からの見方であると肯けます。これまでの「上から目線」を改め、若者と同じ目線で世界を見れば、どうだろうか。そういうことを考えました。「若者が企業をすぐに辞める」という事実を、別の角度から見れば「若者が、企業を選別している」ということにもなります。であれば、すぐに辞められる企業は、これから生き残っていけるのだろうか、という質問も興味深いものがあります。
昭和的価値観を脱し、平成的価値観から社会を見ると、案外、若者は今後の社会にとって、非常に大きい意味のある行動をとっているのかもしれません。
現在の日本は成熟社会に突入しており、多様性のある社会になっていることに間違いがありません。そのような価値観に基づいて行動している「3年で辞める若者」の意味を改めて考え直す必要がありそうだ、と思いながらこの本を読み終えました。
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