ティーベイション社長のビジネス奮闘記

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zoom RSS ビジネススクールの問題点

<<   作成日時 : 2005/03/11 10:08   >>

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さて、効用ばかり書きましたが、ビジネススクールの問題点も指摘しなければなりません。
特に、国内のスクールに関してですが、その市場価値がまだ確立していない、という点が問題です。

国内のビジネススクールは、2003年度からの専門職大学院制度の発足に伴って、日本国内に沢山できましたが、同時にできたロースクールと事なり、卒業生の客観的評価基準がありません。すなわち、ロースクールなら司法試験にどれだけ通るか、いう具体的目標があり、その実績も客観的に把握できますが、ビジネススクールにはそれが無いわけです。

また、欧米のビジネススクールは、歴史があるため、MBAホルダーには、欧米企業において給与面でのプレミアムがつきますが、国内MBAホルダーには、今のところそのような恩恵はほとんどありません。従って、国内ビジネススクールのMBA供給側と、一般企業の需要側のミスマッチがあり、かつスクール卒業生の客観的評価尺度が無いわけですから、国内MBAの価値はまだまだ低いと言わざるを得ません。つまり、MBAという資格を取ったからといって、直ぐにはその価値が評価されない、という事ですので、これはMBAの資格を次の就職の武器としようと考えている場合には、厳しい状況だといえます。

このような問題は、国内MBAが発足したばかりなので生じている事で、過渡的な問題とも言えますが、このような状況が本質的に改善され、MBAの資格の価値が認知されるようになるためには、まだまだ時間がかかると思います。そして、その成否の鍵は、ビジネススクールが実業界のニーズに対してどの程度カリキュラム的に応えていけるのかという自己努力と、卒業生のビジネス分野での実績作りにあると思います。この意味で、国内の多くのビジネススクールのうち、生き残れるのは何校ぐらいでしょうか。



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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
http://www.chikawatanabe.com/blog/2005/02/post_4.html
に面白いエントリがあります。

ビジネススクールが卒業生を、生涯寄付額を尺度にバリュエーションする話。

「価値創造」を教えるビジネススクールが、自らの「価値創造」に失敗するのは笑えない話ですが、日本国内のビジネススクールは、その意味においては、まだ白袴かなという気はしています。
kiroh
2005/03/11 13:10
やはり国内MBA出身者が、世の中でいかに活躍するかで、その価値が決まっていくのではないかと思います。
私も来年DBSを卒業予定ですが、卒業後に世の中で何ができるのか、自問自答しています。
卒業されたからも、色々と教えて下さい。

追伸:今日、ピークコンサルの北村さんにお会いしました。
   北村さんとは、約3年前にお会いして以来、色々と教えていただいています。
やおチャン
2005/03/12 23:58
kirohさん
白袴とは言い得てますね。でも、ある意味仕方がない面もあります。経済学者が、経済を予測して必ずしも大金持ちになれないように、理論と実践はなかなか一致しません。また、ビジネススクールの場合、日本の企業社会風土もありますし。とにかく、これからでしょね。

やおチャン さん
全く世間は、狭いものですね。DBSでは、あまりお話する機会がなかったのが残念ですが、こちらこそ卒業後も是非お付き合い願います。
bamba
2005/03/13 12:08

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